国税庁は6月23日、令和3年分所得税等および個人事業者の消費税の確定申告状況を公表した。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、申告・納付期限を4月15日まで延長したため、4年4月末日までに提出された申告書の情報となる。新型コロナウイルスの影響による3月16日から4月末までに提出があった期限延長申請件数は54万5000件、また、e-Tax接続障害による3月16日から4月15日までに提出があった期限延長申請件数は7万2000件だった。
3年分の所得税等の確定申告書を提出した人は、前年比1.6%増の2285万5000人と増加し、このうち申告納税額のあるものは同0.1%減の656万8000人とほぼ横ばい。その所得金額は同8.7%増の46兆2398億円、申告納税額は同19.8%増の3兆7915億円といずれも増加した。
また、確定申告会場への来場や税理士への依頼をせずに、納税者自身が自宅から、同庁ホームページの確定申告書等作成コーナーや各種会計ソフトを利用してe-Taxで所得税等の申告書を提出した人は、前年分の約1.4倍の442万4000人に上り、約122万人増加し、税務署の確定申告会場で所得税等の申告書を作成・提出した人の数を初めて上回った。
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