税の書物をひも解く
青山学院大学教授・弁護士 木山 泰嗣
令和6年(2024年) 24件の記事
令和6年12月23日号(7面)
連載も、最終回を迎えた。原稿を書き溜めずに開始したので、半年間、毎週1本の原稿を書くのが日課となった。大学業務が忙しい後…
令和6年12月16日号(7面)
税法は、行政法の一部であった。いまでも一部であることは変わらない。租税手続法といわれる、税務調査の規定や、納税者が課税を…
令和6年12月9日号(7面)
手どりを増やすことを公約に掲げて選挙で票を得た政党が、税制を動かすかもしれない。諸々の壁が議論を複雑にしているが、主張の…
令和6年12月2日号(11面)
この連載も、終わりに近づいてきた。忙しい仕事の合間でも、帰宅後の夜のひとりの時間でも、通勤電車の時間でもいいから、税法の…
令和6年11月25日号(7面)
入門書というと、コンパクトなイメージがあるだろうか。平易な文章で記され、専門書を読むまえに少しハードルを下げてもらえる。…
令和6年11月18日号(7面)
コロナ下の2021年。大学の夏休み中に、段ボールに包まれた、重たい全集が研究室に届いた。開封すると、全5巻の論文集だった…
令和6年11月11日号(7面)
今日の税法教科書は、納税義務を負うことになる「納税者」の立場から解説するものが多い。そこでは、課税要件の充足があると、国…
令和6年11月4日号(7面)
現在は大学の専任教員として教育および研究に専念するわたしが、旧司法試験に合格して弁護士登録をしたのは、2003年の秋であ…
令和6年10月28日号(7面)
2014年度から青学のロースクールで「租税法」の授業を担当した。10年前のことである。法科大学院の授業は、2011年度か…
令和6年10月21日号(7面)
税法には様々の基本書がある。京都大学法学部の著名な先生が書かれた『税法』という体系書は、1973年に初版が刊行された。現…
令和6年10月14日号(7面)
9月末に72冊目となる単著が発売された。「教養としての税と法」シリーズの第3弾である。第1弾(『教養としての「税法」入門…
令和6年10月7日号(7面)
時を経ても、色あせない文献がある。鍵を握るのは、抽象度の高さと問題設定の具体性にあると思う。抽象と具体は相反する概念と一…
令和6年9月30日号(7面)
基本事項は、どの分野にもある。最初に言語化に成功した書物は、その分野のバイブルになる。「読んでおくといいですよ。税務訴訟…
令和6年9月23日号(7面)
「○○法といえば、これ」という1冊がある。学生のための教科書だ。税法では、この意味のテキストが豊富である。所得税法、法人…
令和6年9月16日号(7面)
深さは、どこからやってくるのか?そんな問いに、1つの考えを提示してみよう。現状分析が的確にされているとき、いかに詳細で優…
令和6年9月2日号(11面)
資格試験の勉強から得られるものは何か?この問いの本質を追求する議論は、少ない印象がある。大学受験なら大学に入るための入試…
令和6年8月26日号(7面)
いまでは遠い昔のように感じるコロナ下では、授業もマスクで行っていた。緊急事態宣言の都度、対面授業がオンラインに切り替えら…
令和6年8月12日号(7面)
税法学に独特な問題がある。それは巨大な論点といえる。全ての税法規定の解釈の基礎になるからだ。ひと言でいえば、税法解釈のあ…
令和6年8月5日号(7面)
人には立ち位置がある。野球で一塁を守るファーストであれば、セカンド、ライト、ピッチャー、キャッチャーとの間には、一応の守…
令和6年7月29日号(7面)
学生から「元弁護士の先生にお聞きしたいです」という質問メールをもらうことがある。このまえネットで自分の書いた本が紹介され…
令和6年7月22日号(11面)
ある分野に初めて触れるとき、どのようにアプローチするのが正解なのだろう?大学生なら、用意された学部の専門科目を受講する。…
令和6年7月15日号(7面)
ジャケ買い。コンテンツのまえに、表面のデザインに魅了され、CDや本、そして雑誌を購入する。そんな時代があった。というか、…
令和6年7月8日号(7面)
語学の学びに欠かせないのが辞典である。法学の場合はどうだろう?法学部に入学したのは、ちょうど30年まえ。現在大学に勤務し…
令和6年7月1日号(7面)
学校の勉強は大概面白くないし、読書感想文は、本嫌いを助長するだけだろう。そのような意見もある。基本的には共感するが、一方…