土地評価の中でも特に判断に迷うとされる市街地農地や宅地化困難な市街地山林、地積規模の大きな宅地、利用価値の劣る宅地の評価や雑種地等の評価など、市街地周辺土地の評価について、図表や判例を織り交ぜながらQ&A形式で分かりやすく解説した土地評価に携わる実務家必携の解説書。
好評を博した前版から5年、設問を大幅に増やすなど内容を刷新した新訂版。利用価値の劣る宅地評価の事例など、新章を設けて詳解。設問数は全268問。
「土地等の評価の基本」では「建築基準法の道路に該当しない私道に特定路線価を設定すべきか」など、「宅地の評価」では「貸ビルの敷地にある駐車場の敷地の評価」など、「地積規模の大きな宅地の評価」では「生産緑地と地積規模の大きな宅地の評価」など、「農地の評価」では「10年以上の期間の定めがある賃貸借により貸し付けられている農地の評価」など、「占有権の評価」では「占用権として課税の対象となるもの」などの設問を用意している。
B5判、784ページ。定価4400円(税込み)。申し込みは、(一財)大蔵財務協会販売局(℡03―3829―4141、FAX03―3829―4001)。