書類や組織の名前は分かりやすいのが一番である。一目で内容が分かるものがよいと思っている。
 地元の小学校で「学校支援地域本部」という組織が立ち上がった。
 これは、本の読み聞かせや花壇・菜園の整備など、地域住民のボランティアの力によって教育活動を支援するというものである。地域住民の中には、様々な技術技能を持つ人がいるが、これを積極的に活かしていこうというものである。要は地域の人材バンクである。端的に「○○学校人材バンク」という名前にした方が浸透しやすいと思う。それとも慣れという時間が解決するものであろうか。
 税務に書面添付制度というものがある。
 申告書作成に当たって、税理士がどのような書類を確認して、計算・整理したかを表明するもので、その内容は「税理士法第33条の2第1項に規定する添付書面」という書類に記載し、申告書に添付する。顕著な増減数値といった税務調査で着目される点など、税理士として注意した内容が記載されるため、税務執行の簡素化等が期待される制度である。記載内容を経営者に説明すれば理解されるのであるが、名前だけをいってもなかなか伝わらない。「税理士意見書」などとした方が分かりやすのではないだろうか。

平成29年7月31日号

平成29年7月31日号