同族会社を巡る税務争訟
税理士・林仲宣
平成29年(2017年) 12件の記事
平成29年6月26日号(6面)
≪判決のポイント≫ 税務署との攻防は、違法行為とされるか、見解の相違となるか解釈論の分野であるが、申告漏れ、所得隠し…
平成29年6月19日号(5面)
≪判決のポイント≫ 法人税法上の寄附金は、寄附金、拠出金、見舞金その他いずれの名義を問わず、法人が金銭その他の資産ま…
平成29年6月12日号(5面)
≪判決のポイント≫ 会計帳簿等の直接的資料ではなく間接的資料を用いて所得を把握する手法を推計課税という。その理由と背…
平成29年6月5日号(5面)
≪判決のポイント≫ 売上金や貸付金が焦げ付いてしまい回収不能が生じることがある。税務の取扱いでは、(1)法的手続きに…
平成29年5月29日号(5面)
≪判決のポイント≫ 所得税は、金銭の支給がなくとも、経済的な利益の移転があれば課税の対象となる。そのため、業務に必要…
平成29年5月22日号(5面)
≪判決のポイント≫ 役員退職金の支給額は、通常、最終月額報酬×勤続年数×功績倍率で算定する。功績倍率は、退職時の役職…
平成29年5月15日号(5面)
≪判決のポイント≫ 事前確定届出給与には変更届出制度があり、変更届出を行うには役員の職制上の地位の変更等の臨時改定事…
平成29年5月8日号(5面)
税務調査では、納税者のミスについて、その判断基準は明確ではないが、今後は是正することを条件に「指導にとどめおく」という…
平成29年4月24日号(5面)
同族会社では、代表取締役を退任し、非常勤取締役などに就き、あわせて役員給与を大幅に減額することで退職とみなされる。いわ…
平成29年4月17日号(5面)
法人税法では、役員給与について、定期同額給与、事前確定届出給与、利益連動給与の3種類の形式と手続きを定めるが、「不相当…
平成29年4月10日号(5面)
≪判決のポイント≫ 商品券は、贈答品の定番といっていい。最近でも、国会議員への手土産で話題になった。ストックした商品…
平成29年4月3日号(5面)
≪判決のポイント≫ 日付や金額を記載しない領収証を授受することは、飲食店ではありがちである。これは文書の偽造・改ざん…