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5年度の滞納残高は3.7%増の9276億円、4年連続で増加

2024年08月29日 税のしるべ電子版

 国税庁は8月29日、令和5年度の租税滞納状況を公表した。それによると、滞納残高は前年度比3.7%増の9276億円で4年連続の増加となった。新規発生滞納額は同11.1%増の7997億円、整理済額は同8.0%増の7670億円となっている。5年度の徴収決定済額は前年度より5兆1742億円多い(6.9%増)79兆6531億円と過去最高となり、このため、新規発生滞納額が増加。整理済額を上回ったことで、滞納残高が増加した。滞納発生割合(徴収決定済額に占める新規滞納発生額の割合)は、前年度と同じ1.0%だった。

 国税庁の発表はこちら

レガシィ(1)2025.3~2025.5

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