電子版限定「毎日更新、インボイス制度Q&A」編集部編

【Q75】制度開始後に把握された問題点など

2023年12月19日 税のしるべ電子版 無料公開コンテンツ

Q75、インボイス制度の開始から2カ月超が経過しました。これまでに把握されている問題点などがあれば教えてください。

  11月29日に開催された自民党税制調査会で、インボイス制度についての現状報告が関係省庁からありました。この中では、制度開始に伴う大きな混乱は把握されていないとの報告がありました。

 ただ、インボイスの発行面・受領面双方での事務負担や取引先との関係に関する課題は把握されています。

 関係省庁が制度導入後のフォローアップ等で把握した課題例としては、

 ①インボイスの記載事項に不備があった場合に発行者は修正する義務があるはずなのに、そのことを理解しておらず対応してもらえない、制度に不慣れのため、そのつど税理士に確認している等の制度の理解が未だ不足していることに起因するもの、

 ②記載された登録番号の確認作業に時間がかかる、免税事業者からの仕入れに係る経過措置の区分をしなければならないことが手間、3万円未満の特例に関して帳簿の記載事項が負担等といった経理業務の事務負担に係るもの、

 ③免税事業者であるため利用してもらえない、取引を停止されるのではないか不安であるとの指摘がある一方、業界における人手不足の状況下であり、発注に当たって「課税(登録)事業者であるか」は関係ないといった指摘があること、

 ④取引先へ請求書を出す段階となってインボイス発行事業者の登録を求められ、登録しなければ価格を引き下げると迫られた事例

 ――が挙げられていました。

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