電子版限定「毎日更新、インボイス制度Q&A」編集部編

【Q70】実費精算をした出張旅費等に係るインボイスの保存の要否

2023年12月12日 税のしるべ電子版 無料公開コンテンツ

Q70、当社では社員が出張した場合に旅費規程や日当規程に基づき出張旅費や日当を支払っており、その際に実際にかかった費用に基づき精算を行っています。この実費に係る金額について、帳簿のみの保存(従業員等に支給する通常必要と認められる出張旅費等の特例)で仕入税額控除を行ってもよいのでしょうか?

  社員に支給する出張旅費、宿泊費、日当等のうち、その旅行に通常必要であると認められる部分の金額については、課税仕入れに係る支払対価の額に該当するものとして取り扱われ、一定の事項を記載した帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められます。

 この社員に対する支給には、概算払いによるもののほか、実費精算されるものも含まれますので、実費精算に係るものであっても、その旅行に通常必要であると認められる部分の金額は、帳簿のみの保存で仕入税額控除を行うことができます。

 ただ、実費精算が会社から用務先へ直接対価を支払っているものと同視し得る場合には、通常必要と認められる範囲か否かにかかわらず、他の課税仕入れと同様に一定の事項を記載した帳簿および社員から徴求したインボイス等の保存により仕入税額控除を行うこととなります。その際であっても、3万円未満の公共交通機関による旅客の運送など、一定の課税仕入れに当たれば、帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められます。

 参考:多く寄せられるご質問(令和5年11月13日更新版)の問⑪

税のしるべの試読・購読のお申し込みはこちら
国税庁3

関連記事

ページの先頭へ