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連載「注目の一冊

資産税の盲点と判断基準(三訂版)/笹島 修平 著

2022年09月12日 税のしるべ 無料公開コンテンツ

 本書は、財産の相続・贈与・譲渡をする場面において、通常の課税関係とは異なる、誤りやすい注意すべきケースをQ&A形式で具体的な事例を用いて解説。

 税法はもちろん、その他関連法との関係や論点を横断的に解説し、各所に散在する類似する論点を比較できるように課税上の取扱いが異なる境界線とその判断基準を整理して体系的に分かりやすく記述。

 三訂版に当たっては、資産税に係る最新の判例裁決等を掲載して詳解。その他、プロの方でも思わず見落としてしまいそうな細かい論点を追録して解説する。

 例えば、「特別な贈与(所得税が課される場合等)」では贈与者である法人の課税関係などについて、「譲渡所得の誤りやすい注意点」では法人及び法人の株主の処理などについて、「譲渡税が課される相続」では代償財産として取得した財産の取得価額などについて、「債務の資産税」では相続時精算課税の受贈者が制限納税義務者又は非居住者である場合の注意点などを解説している。

 A5判、404ページ。定価3410円(税込み)。

 申し込みは、(一財)大蔵財務協会販売局(℡03―3829―4141、FAX03―3829―4001)。

国税庁2
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