国税庁はこのほど、平成30事務年度所得税等の調査状況をまとめた。それによると、所得税の調査等の合計件数は、前事務年度比1.9%減の62万2637件、申告漏れ等の非違があったものは、同2.6%減の37万3880件、申告漏れ所得金額は前年度とほぼ同じ9041億円で、追徴税額は同0.1%減の1195億円だった。また、同庁では、前事務年度に引き続き「富裕層」「海外投資等を行っている個人」「無申告者」「インターネット取引を行っている個人」などに対して積極的な調査を行っている。
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