福島・公益社団法人南会津法人会(渡部雅孝会長)はこのほど、南会津町の御蔵入交流館で一般公開講演会を開催した=写真。
 講師に、企業パブリシストでPRや広報の専門家として活躍する黒木勝巳氏を招き「金栗四三と田端政治~2人の男から学ぶリーダー論」と題して、日本の近代スポーツを作りあげた2人の男の生き様から学ぶリーダーのあるべき姿と、組織の動かし方を伝授した。
 黒木氏は、ピータードラッカー『プロフェッショナルの条件』を引用して「リーダーとはカリスマ性ではなく仕事である」とし、リーダーシップの本質は「組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し確立すること、地位や特権ではなく責任とみること、信頼が得られること、一貫性に支えられていること」をあげた。
 そのうえで、日本で初めてオリンピックに参加するも途中で倒れ挫折を経験し、その後箱根駅伝の開催に尽力し、日本マラソンの父と呼ばれた金栗四三氏と、昭和7年ロサンゼルスオリンピックではコーチとして日本水泳の躍進に貢献、政治家との交渉から運営資金の確保まで奔走し、昭和39年東京オリンピック招致の中心人物となった田端政治氏の2人の男たちの物語から学んだリーダー論について語った。

平成31年4月8日号

平成31年4月8日号