「生活保護不正受給」芸能人の親族が生活保護を受給していたという問題が発覚した後、厚労省や生活保護窓口への相談が激増したという。「生活保護」とは、本来なら、資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困きゅうする人に対し、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度である。
 それなのに、なぜこんなにも多くの人たちが、生活保護を求め、窓口を訪れるのか。
 働けないのか。働かないのか。そこには、当然ながら大きな違いがある。働けるのに、働かない人に、もちろん保護は受けてほしくない。
 また、近くであれ遠くであれ、助けてくれる家族がいる。助けられる家族がいれば、保護は受けるべきではないと思う。
 確かに国民のみんなは平等に、社会保障を受けることが出来るべきである。今までしっかりと働いて、しっかりと税金を納めてきた人たちは、将来きちんとした社会保障を約束されて当然であると思う。
 しかし、理由もなしに納税の義務を拒否し、勤労の義務を怠る人に平等の保障はされるべきではないと思う。
 私には、軽度の障害を持った妹がいる。彼女の将来を考えた時、本当につらいことだが、自分一人で働いて、満足な生活が出来るだけの収入を得ることは難しいだろうと思う。また、彼女には、そんな苦労をして欲しくないと思っている。その苦労によって、今の彼女の可愛い笑顔が見られなくなってしまうのは、私自身にとって、とても悲しいことだからだ。しかし、だからといって私は彼女に生活保護を受けろとは、絶対に言うつもりはない。姉妹で助け合っていきたいと考えている。
 家族とはそういう時のために、存在するのではないだろうか。それは、経済的な面だけをいっているのではない。心の支え、繋がり、絆を大切にしたいのである。
 彼女が二十歳になれば、国民年金を納めなければいけない。その時は、三人の姉で助けてあげたい。将来、彼女には、負い目を感じず、保障を受けられるように私たちが助けていきたい。
 「あなたには、私たちがついている。」
 そういって、安心させてあげたい。
 そのために、高専三年の姉も、中学三年の私たち姉妹も、将来を考え進路を決めた。そして、その実現のために、毎日努力をしている。
 妹のため...しかし、それが一番自分のためになる。私に大きな力を奮い立たせてくれる。
 今、働けるのに働いていない人に言いたい。納められるのに納めていない人に言いたい。あなたの一番大切な人の将来のために、自分の将来のために、頑張ろう。
 そして、政府はそのお金を福祉のために有効に使う努力をしてほしい。

平成24年12月17日号

平成24年12月17日号